2022年2月22日火曜日
レタス、キャベツ、ブロッコリーの苗
2月に入ってから種まきしたレタス、キャベツ、ブロッコリーが発芽して、順調に生育しています。当地では、今日も雪がちらつき、まだまだ厳冬期ですが、ハウスの中は日差しがあるときは40度近くになることもあり、加温設備なしでも10日前後で発芽します。
レタスやキャベツは、寒さに強くハウス内でトンネルをかけてやれば、外気の最低気温がマイナス10度近くになっても、日中の高温のおかげできちんと生育します。これらの苗も、あと一月もすれば、畑に定植することができるようになります。
2022年1月17日月曜日
『白狗秋千架 』(白い犬とブランコ)
農作業は、12月いっぱいで、今はあまりにも寒いので、完全に冬ごもり状態です。畑の片付けなど、やることはたくさんあるのですが、充電期としてあえて農作業はやりません。
以前、買っておいた本やDVDを見ていたら、ノーベル文学賞受賞作家である莫言さんの短編集のなかの『白狗秋千架 』が印象強かったので、再度原作を読み直し、映画を見ています。中国語で20ページほどのこの短編は、川端康成の『雪国』の「黒い屈強な秋田犬が川縁の石の上で温泉のお湯を舐めている」という描写からひらめいて書かれたものだそうです。ブランコの綱が切れて、大けがをさせて後遺症が残った恋人と、街に出て大学を出て教師になった青年を巡る物語ですが、片目の失明という後遺症が残った娘が自ら身を引く形で唖の男に嫁いでこれまた唖の三つ子の男の子を産むのです。十年ぶりに故郷に戻った青年と娘の再会、その中で罪の意識をもっている青年と自ら身を引いた娘の心の葛藤が描かれていくのですが、最後の数行になると、グサっと心が抉られるような場面が描かれるのです。
…你说实话,要是我当时提出要嫁给你,你会要我吗?” 我看着她狂放的脸,感动地说;“一定会要的,一定会。” “好你…你也该明白…怕你厌恶,我装上假眼。我正在期上…我要个会说话的孩子…你答应了就是救了我了,你不答应就是害死了我了。有一千条理由,有一万个借口,你不要对我说。” (… あの時お嫁にしてくれといったら、してくれた。…ぜったいしたよ。…わかっているでしょう。あなたが気味悪がるといけないから義眼をしてきたわ。今なら、赤ちゃんができるわ。私は話し相手になる子がほしいの。いいと言ってくれたら私を救うことになるし、断ることは私を殺すことよ。どんな言い訳も言っちゃだめよ。)
この短編の題名にある白い犬は、高密県東北郷原産で、青年が村を離れるときに娘に託したものなのですが、物語を紡いでいく上で重要な役割をはたしていきます。村を離れる青年を高粱畑へ導いていって、上記の場面になるのですが、犬が青年を連れてこられるかどうかに自分たちの運命をかけるというのです。
「白い犬とブランコ」のさわりを紹介してみました。今は、ネット社会で、あまり本を読まなくなりましたが、莫言文学は、いつ読んでも重量感満載で、また読みたくなります。
2021年12月4日土曜日
良品がたくさんのニンジンになりました
八月のお盆前に播種したニンジンが、大雨で圃場が水没してしまってほとんど発芽せず、大慌てで種を取り寄せて八月末にまき直しましたが、大きく育つかとの心配をよそに、良品率が過去最高のニンジンになりました。間引きもしないので、小さいものも多いですが、量も多いので、全体の収穫量も過去最高となるでしょう。
良いものを多く収穫するには、気候の状態もあるので、やってみなければわかりません。亡くなった父が口癖のように言っていた「百姓は、毎年が一年生だ」という言葉が、ピッタリの今年のニンジン作りでした。
2021年11月14日日曜日
2021年11月9日火曜日
玉ネギの定植
11月に入ってから、一週間は玉ネギの定植に明け暮れました。二十数メートルの畝立て、5穴のマルチ張り13本をおこない、穴の中に一本づつ玉ネギの苗を植えていくのです。苗は、地堀ですから、これも植えやすいように絡み合った根を離したりゴミをとったりしなければなりません。定植自体は、ハンドプランター「なかよしくん」を使うので、かなりのスピードで植えられるのですが、畝立て、マルチ張り、苗の調整、定植と、これらの作業全部含めると、約9,000本植えるのに一週間ほどかかりました。葉物野菜の出荷と平行しておこなっているので、正味4~5日程度ですが、手作業での玉ネギの定植は非常に疲れました。
それにしても、ハンドプランター「なかよしくん」の導入で、立ったままで植えられるので、体への負担は格段に軽減されました。
2021年11月3日水曜日
ドライアイスで柿の渋抜き
今年は、柿の「なり年」のようで、我が家の渋柿も大きな実がたくさんなっています。 渋柿は、干し柿にするか焼酎で渋抜きするかと、食べられるようにするのになかなか手間がかかるので、毎年鳥の餌になるのが関の山です。ところが、最近ドライアイスで簡単に渋抜きできることを知り、やってみました。
大きなビニール袋に柿を10キロほどならべ、柿の上にドライアイスのブロックを2個タオルに包んで置きます。このとき直接柿に触れないように段ボールを下敷きにしてドライアイスを置きます。その上で、掃除機で袋の中の空気を吸い出して、口を閉じます。しばらくすると、炭酸ガスで、ビニール袋が風船のようにパンパンに膨らみますが、そのままにして、四日間おいてできあがりです。
袋を開封してみると、焼酎の時のようにべとつかず、きれいに乾いたままです。そして、食べてみてびっくり。渋みは全くありません。種なしの渋柿が、極上の甘柿に変身です。来年は、もっと大量に渋抜きして、近所や親戚に配ろうかと、渋柿の美味しさを見直しているところです。
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